【ロール・ザ・ドラム!上映記念】<映画撮影地ピノ・ノワール2本セット、ピノ・ノワール100%赤ワイン, Grain Pinot Les Dahrres グラン・ピノ・レ・ダール, 2021 と Pinot Noir FUJIO ピノ・ノワール・フュジオ, 2020>定価17,160円をスイスワイン産地で撮影された映画の上映記念価格13,700円でお出ししました。
この映画は、1970年代初頭、スイス・ヴァレー州で実際に起きた新旧ブラスバンドの対立が映画化されたものです。ワイン醸造家の主人公が、地元のブラスバンドの指揮者として村で開かれる音楽祭のオーディションの通過を目指して日々練習に励んでいるところへ、この主人公の指導力を疑問視する楽団のメンバーが村出身のプロの音楽家をパリから呼び寄せてしまい、違う楽団を作ってしまうことから騒動が起こるといったシナリオです。
映画のチラシによれば「女性参政権をめぐる問題を背景に、多様性、友情、中年の危機といったたテーマを描いたエンターテインメント・コメディ!」とのこと。
やまきゅういちスイスワインが輸入するヴァレー州のワイン生産者に、この映画について問い合わせてみると、スイスではすでに2019年に上映されたものとのことで、以下のような返信が届きました。
「この映画は、Saillon サイヨン村で撮影されました。我々のドメーヌからわずか数キロほどしか離れていない、美しい中世の村です。
ちなみに、この村の中に、われわれもブドウ畑を約9ヘクタールほど所有していて、そこでHeidaアイダ(サヴァニャン品種)を栽培しています。
映画では、この映画のストーリーが設定されている1970年ごろのヴァレー州の様子がよく表現されていて、その当時のブドウ畑や、ワインのことがよく思い出されます。当時のここでのワインは、現在の洗練されたものとはほど遠く、よりもっとテーブルワイン的な、主に、ファンダン(シャスラ)、ドール、ピノ・ノワールやヨハニスベルグ(シルヴァネール)が飲まれていました。
ヴァレー州におけるワインの品質革命は、1980年代後半に興りました。」
映画が撮影されたSaillonは、スイスでもっとも美しい村のひとつと称されているようで、50年前の郷愁とともに、ブドウ畑をふくんだ美しい景色に触れるだけでも、この映画を鑑賞する価値がありそうです。
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この美しいSaillon村地区にブドウ畑を有するワイン生産者2軒「カーヴ・マリ‐テレーズ・シャパ」と「ジェン‐ルネ・ジェルマニエ」それぞれが造るピノ・ノワールのセットを【ロール・ザ・ドラム!上映記念】映画撮影地ピノノワール飲み比べ2本セットとして、お得な記念価格でご案内させていただきます。
【Grain Pinot Les Dahrres グラン・ピノ・レ・ダール, Valais ヴァレーAOC, 2021】定価11,550円
ワイン生産者:Cave Marie-Therese Chappaz カーヴ・マリ‐テレーズ・シャパ
ブドウ収穫年:2021年産、内容量:750ml
ブドウ品種:ピノ・ノワール種100%
アルコール度数:12.9 %
ブドウ栽培法:ビオデナミ
ワインについて:ローヌ渓谷北側の南向き斜面にあるChamoson シャモゾン(Saillonに隣接する)のこの土壌は、 日照、気温ともに恵まれ、甘草、イチゴや、ブルーベリーと共に、美食にいざなう香りに表現されています。
口に含むと、フランボワーズのトーンにフレッシュさと美味しさを感じると同時に、ここの土壌の特徴のひとつであるかすかな燻製の香りが楽しめます。
甘美でボリューミー、ビオディナミワインらしい活き活きとした溌溂さとともに、しっかりとした堅牢さもお楽しみいただけます。
【Pinot Noir FUJIO ピノ・ノワール・フュジオ, Valais ヴァレーAOC, 2020】定価5,610円
ワイン生産者:ジャン-ルネ・ジェルマニエ
ブドウ品種:ピノ・ノワール100%
ブドウ収穫年:2020年
アルコール度数:13.2%
醸造:アルコール発酵の後、ステンレス槽熟成、一部、樽での熟成。
ワインについて:複雑で、深い香りを持つ緻密で調和のとれたワイン。上品な軽やかさ、緻密で繊細。どこか都会的な感じもします。 <br>口に含むと、ビロードのようにしなやか、カシスやフランボワーズのような小粒の赤系の果実の香りを伴ない、また、胡椒や甘草といったスパイスの香りの美しい調子も伴います。