ドメーヌ・メルムテュスと、ドメーヌ・アンリ・クルション。スイスを代表するヴァ―州トップクラスワイナリー。この2生産者による同品種「ヴィオニエ」の同ミレジメ2022年産の飲み比べセットです。こんなセットは、なかなか他では、スイス現地でさえ実現できないであろうセッティングです。
そもそも、スイスにおけるヴィオニエ品種は、その耕作面積において、白ワイン全体のうちのわすかに1%しかないきわめて稀少な存在。それでも、このスイストップクラスのワイナリーの造るヴィオニエは、その明るく悠々とした輝かしさゆえに、もっとずっと大きな存在感を感じさせてしまいます。
ヴィオニエ品種がスイス・ヴォー州レマン湖畔のテロワールに合うかもしれない、植えてみようと、スイスで初めて試みたのも、この2軒、ドメーヌ・メルムテュスと、ドメーヌ・アンリ・クルションでした。
ヴィオニエ品種らしいアプリコットや桃のような果実の豊かな芳香、丸みのある果実味やふくよかさを基底に感じつつも、フランス・ローヌ地方のヴィオニエとは違う、あくまでも清らかで、楚々とした冷涼なスイスワインらしい印象を残す白ワイン、ヴィオニエです。
スイスワインのトップ生産者に精通する専門インポーターならではの、優れた2生産者による同単一品種・同ミレジメ2本セットは、この贅沢で貴重な比較をぜひお楽しみいただきたく、税込定価15,180円を13,333円のお得な特別価格でご案内です。
【エソンス・レマニック, 2022 について】
ワイナリー:Domaine Mermetus ドメーヌ・メルムテュス
ブドウ収穫年:2022年産、内容量:750ml
ブドウ品種:ヴィオニエ種100%
アルコール度数:15.1 %
総酸度数:4.0 g/l pH 3.59
残糖度数:4.3 g/l
ブドウ畑:世界遺産「ラヴォー地区の段々畑」の中に位置するEpessesエペス村の畑のブドウから造られました。氷河堆石由来の粘土石灰質、テラス状(段々畑)のブドウ畑、除草をしない自然(空気の通りをよくするために、ブドウ苗の高さに届かないよう刈る)の状態。特に、このヴィオニエの畑は、レマン湖に面した4つの区画の南向き斜面。
ワイン・醸造:洋梨やアプリコット、甘い香辛料の風味を伴ない、丸みや、厚み、エレガンスを感じるワインです。ステンレス槽と、小樽両方使用して醸造。
【ヴィオニエ, 2022について】
ワイナリー:Domaine Henri Cruchon ドメーヌ・アンリ・クルション
ブドウ収穫年:2022年産
内容量:750ml
ブドウ品種:ヴィオニエ100%
アルコール度数:14.3 %
総酸度数:4.1 g/L
残糖度数:2.0 g/L
ブドウ畑土壌:いくつかの区画でヴィオニエを栽培しているが、大部分は、砂混じりのフィルターとして機能する水はけの良い土壌に植えられている。この地質は、ワインの香りの側面にその品種特有のものをあたえるのに好都合で、ヴィオニエ品種では、アプリコットの果実味を引き立てるものとなっている。
醸造:70%はステンレス槽、30%は500リットルの古樽熟成 (フレッシュさと熟成の両面をこの品種においては表現させたいため。それぞれの比率はミレジメにより異なる。)