スイスの代表的ワイナリーのひとつでもあるDomaine Henri Cruchon ドメーヌ アンリ クルションがドメーヌのフラッグシップワインとして精魂込めて造るピノノアール100%赤ワイン「レスナ」2017年産です。
ドメーヌにとって、最高級品のこの逸品は、スイスワイン・ピノノアールの最高級品とも言えるでしょう。
ビオディナミによる初リリースが2001年産、スイスでもっとも早期に、ブドウ栽培にビオデナミ農法を取り入れ、完全無農薬有機栽培がおこなわれています。剪定、収穫に至るまで、すべて丁寧な手作業によって丹精込めて育てられたブドウから造られています。
アンリクルションが自信をもって蔵出しするこの至宝の逸品「レスナ」は、ロバート・パーカーによってスイス・ベストピノノアールにも選ばれた実績もあり。
スイスワインならではの奥ゆかしさ、透明感あふれる清らかさ、エレガントさをすべて体現しているレスナによって、スイス・ピノノアールの魅力を余すところなくお楽しみいただけます。その繊細な味わいは、素材の持ち味を活かした洋食のみならず、和食にもぴったり寄り添います。
レスナ用のブドウ畑の土壌解析図
赤ワイン<Raissennaz レスナ>について
品種:Pinot Noir
土壌:深層部に石灰土壌、その上に石灰ではなく、氷堆石(モレーン)に由来するオレンジ色の層位を持つ。(上図参照)
畑区域:斜度平均10~15度の丘陵地で、西もしくは西南向き。標高450~500m。
栽培:単一ギヨ
栽培密度:7500株/ヘクタール
樹齢:1部40年と、その他は19年
収量:35ヘクトリットル/ヘクタールを超えない
畑作業方法:ビオディナミ。剪定、摘芽、摘葉、収穫すべて手作業。
クローン:古い株はクローン・ブルギニヨン、オベラン、コータイヨ。新しい株はクローン・セルヴァニャン。
醸造:18か月の醸造期間のうち12か月は小楢の小樽使用。
醸造を担当するCatherine Cruchon キャトリーヌがレスナの収穫から瓶詰めまでのフォローチャートを詳しく図解してくれたもの。